住まいの塗り替えをDIYしないほうがいい理由

皆さんこんにちは。

新潟市で外壁・屋根を中心に塗装全般を手掛けている加藤塗装です。


DIYブームで道具も塗料もネットで簡単に手に入る時代です。ご自身で外壁を塗ってしまおうとお考えの方も多いかと思いますが、ちょっと待ってください!実は外壁塗装のDIYについてはデメリットが多く、あまりお勧めできません。今回は、お住まいの塗り替えをDIYするデメリットやお勧めできない理由を順番にご紹介いたします。



■住まいの塗り替えはDIYしないほうがいい!


あるアンケート調査によると、塗装業者の多く(約95%)が外壁塗装のDIYについて「お勧めしない」と回答しています。同じく我々加藤塗装も、DIYすることをお勧めしていません。それにはいくつか理由となるデメリットがありますので、一つずつ紹介していきます。



■足場の費用がかかる


外壁塗装をするとなると足場を使って高いところを塗装することになりますが、プロが使う足場(ビケ足場)を個人でレンタルすると、25〜30万円ほどかかってしまいます。費用の節約としてはしごや脚立を使うという手段もありますが、足場が不安定のまま作業することになり大変危険です。




■道具を揃えるのにまた費用がかかる(高圧洗浄機含め)


DIYを行うために揃えなければいけない道具には、塗料や補修材、刷毛・ローラーや養生テープなどの副資材、作業服やヘルメットなど、すべて揃えるとなると総額で20〜40万円ほどかかります。特に選ぶ塗料によって大きく金額が変わってきます。また塗装面を水で洗い流すための高圧洗浄機にも1〜2万円ほどかかってきます。さらに上記で紹介した足場のレンタル料を加えると、50万円ほどの予算を用意する必要があります。




■下地の補修技術は…?


塗装の出来栄えを左右する下地の補修作業も自分で行わなければいけません。壁のひび割れや隙間などを補修する下地処理は素人の方には非常に難しい作業ですが、家を長持ちさせるためにはなくてはならない作業です。ただ単に劣化している部分を塗料で覆い隠しても意味がありません。大切なお住まいのためにも、下地の補修作業は慎重に的確に行う必要があるのです。




■落下事故などで取り返しの付かなくなることも…


平成17年に安全情報センターが発表した『労働災害統計』によると、「事故の種類別死傷者数(塗装業)」において、合計事故者数である777人のうち、墜落・転落による事故の数は実に553人(全体の71.2%)にも上るというデータがあります。日頃から安全に配慮しているプロでさえ墜落・転落の事故を発生させてしまうほど、塗装という作業は危険を伴っているのです。特に足場をはしごや脚立で済ませてしまうとなると、墜落・転落事故が発生する危険性はさらに増すことになるでしょう。DIYを行う際は、このような危険性を充分考慮しなければなりません。




■1人でやると、とにかく時間がかかる


塗装業者に外壁と屋根塗装を依頼する場合、全工程を作業するのに大体14〜20日間ほどかかります。これを一人で行うとなると、おそらくこれの3倍ほどの時間がかかるのではないかと思われます。約2ヶ月もの間、一人でコツコツと塗装を行うのは、体力的にも気力的にも厳しい作業となるでしょう。



■養生をしっかりしないと、塗料が飛散したりするなど近隣にも迷惑が…


養生とは、窓や壁、地面などをビニールやテープを使って保護することをいいます。養生をしっかりしないと仕上がりが悪くなるだけではなく、飛び散った塗料が思わぬところに付着してしまうことがあります。またエアコンの室外機やボイラーを養生したまま稼働させると排気ができず、爆発事故につながる可能性もあります。したがって、養生の質によっては近隣の方の迷惑となってしまうことが考えられます。




■まとめ


DIYは楽しくてやりがいを感じるものですが、塗装については危険であると同時に、かなり専門的な技術や知識が必要です。

加藤塗装は塗装工事業の認可を受けていることはもちろん、各種資格を持った職人が多く在籍しています。

プロによる確かな技術で、決して後悔させない高品質の塗装工事を行なっております。お客様の大切なお住まいの塗り替えで「失敗したくない、後悔したくない」という方は、まずは加藤塗装までお気軽にお声がけください!


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