屋根・外壁と一緒の塗り替えがお得な「防水工事」とは?


皆さんこんにちわ。

新潟市を拠点に、外壁・屋根など塗装工事全般を手掛けている加藤塗装です。


屋根・外壁の塗り替え工事をされる方のほとんどが、併せて「防水工事」も行っています。皆さんがなぜそうされるのか、それには理由があるのです。


今回は、防水工事とはどんな工事なのかに始まり、なぜ一緒に行ったほうがいいのか? などについてご紹介したいと思います。



■まずは「防水工事」って、なに?


防水工事とは、主にベランダやバルコニーの床面の防水機能を保つために施される工事のことです。グレー色で仕上げるのが一般的で、新築の際には必ず行われる工事です。


しかし、時間の経過とともにその存在感が薄れていく傾向にあります。メンテナンス項目として、外壁や屋根の塗り替えは真っ先に検討されるものの、防水工事は後回しにされがちです。



・防水工事の重要性

防水工事は、お住まいの資産価値を守る上でも非常に重要な工事となっています。雨や雪の時期を毎年のように経験する日本では、それらの降水からお住まいを守ることが必要不可欠です。


防水工事が充分でなければ建物内への雨水の侵入を許してしまうこととなり、柱や梁といった骨格部分を腐敗させたり、鉄骨部分を錆びつかせたりといったトラブルを引き起こします。それに伴い、雨漏りなどが発生するとカビやダニが繁殖し、屋内の人々の健康を脅かすことにもつながります。


このように、防水工事はお住まいを守るだけではなく、そこで暮らす人々の健康を守るためにも重要な工事なのです。



・防水工事のいろいろな種類と特徴


1.ウレタン防水

ウレタン防水は、塗膜防水の一種であり、一般住宅のベランダやバルコニーなどで広く採用されています。液体塗料を塗ることで防水工事を施すので、あらゆる箇所に施工できることが特徴です。耐用年数は8〜10年ほどでそこまで長くはありませんが、単価が安いので、比較的低コストで工事することができます。



2.FRP防水

FRP防水は、ガラス繊維でできたマットの上からポリエステル樹脂を塗ることで、防水機能を与える工事です。ガラスを利用しているということで、重いものを乗せても傷みにくく、頑丈な仕上がりになります。一般住宅の屋上やベランダなどでよく取り入れられています。耐用年数は10〜20年とウレタン防水と比べると長く、性能面から単価は少し高くなっています。



3.シート防水

シート防水は、ゴムや塩ビでできた防水シートを施工箇所に貼り付けて固定します。アパートやマンションの共用部、ビルや商業施設の屋上などで採用されています。シートなので乾燥時間を要さず、広範囲を一気に工事できることが特徴です。耐用年数は10〜15年ほどで、耐久性にも優れています。



4.アスファルト防水

アスファルト防水は、アスファルトをコーティングした「ルーフィング」を施工箇所に貼り重ねていきます。耐用年数は15〜20年と最も長く、古くから採用されている防水工事なので多くの実績があり、信頼されています。ただし施工する際には、アスファルトを溶かすための大がかりな装置を必要とする工法もあるので、手間や危険性を伴います。




■こんなサインがあったらメンテナンスの時期!


ここでは、住宅で一般的な「FRP防水」と「ウレタン防水」について、メンテナンスの時期を教えてくれるサインをご紹介します。


・FRP防水の劣化のサイン

日当たりなどの立地条件や、ベランダ・バルコニーの使用頻度によって、FRP防水も劣化してきます。その劣化のサインとして一般的なのが、「ひび割れ」です。その際は防水機能を高めるために、保護塗料(トップコート)を塗る工事を行います。


FRP防水の耐用年数は10〜20年と比較的長いですが、表面のトップコートを5年おきぐらいで塗り替えると、さらに寿命が延びる可能性があります。


・ウレタン防水の劣化のサイン

ウレタン防水においても経年によって劣化していきますが、塗膜の剥がれが、代表的な劣化のサインです。そのような場合は、ウレタン防水の再工事を行う必要性があります。ウレタン防水の耐用年数から10年ほどのサイクルで再工事するのが一般的です。




■外壁塗装と防水工事を一緒にやるべき理由


外壁屋根塗装と防水工事のサイクルは、異なることも多々あります。それゆえに防水工事まで手が回らずに放置している方も多いでしょう。いずれやらなければならないなら、外壁塗装と防水工事は一緒にやってしまったほうがいい理由があります。


・大がかりな養生

外壁塗装の工事の際は大がかりな養生を伴うことがほとんどです。別々に工事するとなると、養生にかかる手間が2倍必要となり、その分時間と労力がかかってしまいます。外壁塗装の工事をするタイミングで防水工事をしてあげると、養生にかかる時間がなくなり、工期の短縮やコスト削減につながります。


・高い足場費用

外壁塗装と防水工事を別々に行うと、工事ごとに足場の費用がかかります。足場の相場は1回あたり15〜25万円で、なかなか高額です。一緒に行ってしまうと、2回分の費用を1回分に抑えられます。




■まとめ


防水工事が住まいにとってとても重要な工事です。定期的にメンテナンスしてあげることが、住まいの寿命を延ばすためにも必要となります。外壁塗装だけではなく、防水工事への意識も高めて、賢く住まいを長持ちさせてくださいね。


私たち加藤塗装は、屋根・外壁の塗り替え工事はもちろん、各種防水工事も手掛けております。地元ならではの地域特性を熟知し、長年地元の皆様から信頼をいただけております。防水から屋根・外壁の塗り替えをご検討中の方は、加藤塗装までぜひお気軽にご相談ください!


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