こんにちは!
新潟市で外壁塗装・屋根塗装を承っている加藤塗装です。
新聞の広告を見ていると、私たち塗装業者から見ても明らかに相場から外れた、安過ぎる広告を目にすることがあります。
たとえば、明らかに70万~80万円はするであろう塗装工事なのに、30万~40万円という価格提示をしていたり、「明朗価格」「納得価格」などと銘打って、「工事料金一律400,000円」などのコミコミプラン料金を提示している広告です。
いったい、どこでそんな料金を実現しているのでしょうか?
結論から言えば、
1)追加料金が掛かる
2)どこかで必要な工数を抜いている
3)塗料を正しく使っていない
の2つがあげられます。
まず1)は、おおよそ想像がつくと思います。
価格は「客寄せパンダ」に過ぎず、「よくよく見積りをしてみたら、お宅では追加で●●万円必要です」と言われたり、そもそもオプション料金を追加しないと成立しない金額であったり。
見積り段階で言われれば良いのですが、悪徳業者は見積り後や工事中に請求して来ることもあるそうなので、要注意です。
次に2)についてですが、実は工事価格の7~8割ほどが、人件費です。
つまりこの人件費を削減することが、一番簡単な方法なのです。
しかし都道府県ごとに「最低賃金」が定められていますので、下げるにも限度があります。
そこで格安業者が使う手は、必要な工数を抜いて施工期間を短縮したり、資格を持っていないアルバイトを使ったりしています。
そして3)についてですが、塗料は大量仕入れなどでそこまで安くなるものではありません。
その理由は、メーカーからの仕入れ値は、どの業者でもあまり変わらないためです。
そこでどうするかと言えば、塗料を必要以上に薄めたり、見積りよりもグレードを下げた塗料を使うこと。
結果的に、塗料は期待耐用年数まで持たず、クオリティも悪く、塗装の大切な機能の1つである「住まいの保護」の役目を果たさない工事をされてしまうのです。
こうした被害を避けるためにも、あまりにも格安な業者は避けるべきです。
相見積もりをした際に、あまりにも安かったり、明細の不明点をきちんと説明できなかったりしたら、疑って間違いなしです。
ぜひご注意ください!
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