皆さんこんにちは。
新潟市で外壁・屋根を中心に塗装全般を手掛けている加藤塗装です。
「夏」といえば「台風」をイメージされる方も多いかもしれませんが、実は台風の発生件数、日本への接近数ともに9月が多いと言われています。台風シーズンに住まいで注意しなければならないことと言えば、激しい風雨で浮き彫りになる屋根や壁の雨漏り箇所です。
そこで今回は、雨漏りのメカニズムや雨漏りしやすい箇所、雨漏りを未然に防ぐポイントなどをまとめました。
■雨漏りとは?~実は雨漏りの原因を探るのは難しい
雨漏りとは、自宅の屋根に生じた欠陥などを伝って、外の雨が内部まで漏れ出してくることです。築年数の経った家屋で発生しやすく、ひどいときにはありとあらゆる箇所で雨漏りが発生します。
そして、この雨漏りの発生個所を特定することは、実はかなり難しいものがあります。水道管からの水漏れ、結露などが原因になっていることも多く、素人目で原因を判断することは至難の業であるといえます。
また、雨漏りは屋根を伝ってくるというイメージがあるかもしれませんが、そうとも限りません。雨漏りは「ベランダ」「サッシ枠と防水シートの隙間」「給排水管やエアコンの配管」など、水が伝わりやすい箇所などからも発生します。
■屋根から雨漏りする4大原因とは?
そしてもちろん、最も雨漏りが発生しやすい箇所は「屋根」です。以降ではなぜ屋根からの雨漏りが発生してしまうのか、その中でも4つの主な原因を見てみましょう。
1:屋根材自体の経年劣化
年数が経過し、屋根材そのものが経年劣化すると、雨漏りの発生原因になります。素材によって劣化の程度は異なりますが、いずれにせよ経年とともに劣化することは間違いありません。
2:雨仕舞板金からの雨漏り
雨仕舞のさびや破損で雨漏りが発生することもあります。屋根材よりも早く劣化することが多いため、こちらが雨漏りの原因になることもかなり多いです。
3:ルーフィングからの雨漏り
ルーフィングの剥げや破れが雨漏りの原因になることもあります。
4:施工不良による雨漏り
手抜き工事や施工不良で施工時から欠陥があり、それが原因となり雨漏りが発生することもあります。
■屋根材別:雨漏りが起こりやすい要注意箇所
では、雨漏りが発生しやすい箇所について、屋根材別にご紹介しましょう。
谷樋の劣化(全屋根共通)
谷樋は、雨漏りが一番発生しやすい箇所です。雨や雪が貯まりやすく、他の箇所よりも腐食の進行が激しくなります。
棟板金の浮き(化粧スレート・金属屋根)
棟板金の継ぎ目部分の浮きも雨漏りの原因になりやすく、注意が必要です。浮きは台風の通過後などに発生しやすくなります。
漆喰の崩れやヒビ(瓦屋根)
屋根瓦の接着剤として使われる漆喰部分の崩れやひびも雨漏りの原因となります。こちらも台風などの災害でダメージが蓄積することが多いです。
コーキング剤の剥がれ(全屋根共通)
屋根材の隙間を埋めることで防水性を高めるコーキング剤には、経年劣化でクラックや剥げが発生します。こちらも雨漏りの原因になります。
屋根材自体の経年劣化(化粧スレート・金属屋根)
屋根瓦そのものの経年劣化も雨漏りの原因となります。築年数が数十年単位の家であれば、メンテナンスを施し直したほうがいいでしょう。
屋根材のズレ・割れ・浮き(瓦屋根・化粧スレート)
屋根材そのものがずれて、隙間を発生させることもあります。この隙間が雨漏りの原因になります。
■屋根は定期的な点検や塗り替えが必要です
現在多くのシェアを持つのが化粧スレートです。化粧スレートは塗膜で建物を保護(防水)する仕組みがあり、塗膜が切れると屋根材自体が水分を吸って劣化します
コンクリート瓦やガルバリウム製の金属屋根でも同様であり、そのため定期的な塗膜の塗り替えで屋根材を保護する必要があります。
■まとめ
塗り替えでは、下地の素材や状況によって塗料を選ぶ必要があり、高度な技術を必要とします。
新潟県新潟市にて、地域密着で長年塗装店を営む加藤塗装には、雨漏り対策としての塗り替え実績も多数あります。豊富なノウハウで、地域ならではの気候風土を考慮した、確かな施工をお約束します。
住まいの塗り替えでお困りごとやお悩みがある方は、ぜひお気軽に加藤塗装までご相談ください!
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