こんにちは!
新潟市で外壁塗装・屋根塗装を承っている加藤塗装です。
住まいの塗り替え部分と言えば、外壁材と屋根材を想像されると思いますが、実は外装にはさまざまな建材が使われていて、サイディングの間を埋めるコーキングや雨樋のほか、水切りや破風などが木でできている住宅もあります。
こうした部分は「付帯部」と呼ばれ、外装塗り替えの際にやってしまうのが良いものです。
ところが塗装業者によっては、コストダウンなどの理由で工事の範囲に入れなかったり、塗料のグレードを下げたりするケースもあるようです。
実は付帯部の中でも、水切りや破風などの「木」でできた部分が、外装では重要となります。
なぜなら、木は湿度によって収縮する性質もあり、塗膜が剥がれやすく、平均しても4~5年と、サイディングなどへの塗装と比べて圧倒的に耐用年数が短いためです。
そうなると外装塗装のサイクルが狂ってしまい、木部の塗装のためだけに足場を組むのももったいない話です。
そこで、「木部」を保護する方法を、いくつか見てみましょう。
1.造膜タイプの塗料を塗る
木材の表面に塗膜を造る塗料で、撥水性を持つため耐水性も高く、耐久性に優れている点が魅力です。
ただし木材の塗膜強度は強くないため、下地調整や下地塗料の施工によってはすぐに割れたり剥離したりする可能性があります。
2.浸透タイプの塗料を塗る
木に塗料が染みこんで、木の内側から保護する塗料です。
木目を活かした風合いが人気ですが、木の表面に保護膜を作る塗料に比べると耐久性が低いのがデメリットです。
3.木部を板金で覆う
木部に雨風が当たらないように、上から板金で被せる方法です。
ガルバニウム板金でしっかり施工すれば、10年以上は大丈夫と言われていますが、そもそもが朽ちていて取付けられない場合もありますので注意が必要です。
いかがでしょうか。
外装の塗装といっても1軒1軒が異なり、さまざまな対応が必要となりますので、やはり信頼できる業者に任せるのが一番の安心材料となります。
ご予算や塗り替えサイクルなど、長期的な計画をしっかりと立てて、長寿命の住まいを実現しましょう!
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